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堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

挨拶するときは2秒以上相手の目を見る癖をつけよう 好意と深く関係

公開日: 更新日:

 それだけではありません。ヘムスリーらの模擬裁判の場面を用いた実験(1978年)では、証人の視線が実験参加者の判決にどのような影響を与えるか調べたところ、視線を落とした証人は、視線を送った証人よりも信頼性が低いと、参加者たちから評価されました。

 このように視線やアイコンタクトは、信頼性や好意と深くかかわっているのです。裏を返せば、相手の目を見て話すだけで与える印象が向上する。目を見ることに慣れるために、挨拶の際に2秒以上相手の目を見る癖をつけると効果的といわれています。目を見て話すのが苦手な方は、まずはささいな場面から相手の目を見る習慣をつけると◎。視線やアイコンタクトを上手に活用しましょう。


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