米国のブラックフライデーにウェルネス&ビューティ商品が売れた理由
ウェルネス関連では、ポータブルのマッサージ器、ヘルシーなジュースが手軽に作れる小型ブレンダー、ウォーターピックなどが注目。ビューティではメークからスキンケア商品までが、プチプラからデパコスまで幅広く売れたということです。
こうした商品の売り上げが伸びたのは、消費者が現実逃避の1つとして購入したからと見られています。世界が厳しい状況に直面し、自身の経済状況も良くない中、手頃な価格のウェルネス商品でセルフケアすることが、リラックスしたりメンタルを保つために重要だというのです。この傾向は男女問わず共通しています。またメークも気分を明るくするために必要不可欠であり、今やウェルネスの一環として考えられていると、専門家は述べています。
かつて、経済的に苦境に立たされている時の女性の購買力は「リップスティック指数」と呼ばれていました。
長引くインフレや債務の増加など、まだまだアメリカ経済に逆風が吹く中、ウェルネス&ビューティ商品は、今後さらに注目を集めそうです。