扁桃腺がパンパンに詰まった小瓶を見せられて…徳永ゆうきさん扁桃炎での手術を振り返る

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 じつは術前と術後に童話を朗読して声のデータを取ったんです。周波数に特に変化はありませんでした。だから、数値的には声は高くなっていないんです。ただ、ひと呼吸でどこまで延びるかというデータでみると、どの声も6~8秒延びました。あの小瓶2つ分の腫れがなくなっただけで8秒も息が延びるとはびっくりです。

 歌は毎日、先生に喉の状態を見てもらいながら、本域で歌っていいという許可が下りるまで、徐々に慣らしていきました。声の出しづらさなどは一切ありません。むしろ自分の感覚としては裏声が出しやすくなりました。演歌で裏声はあまり使わないのですが、オリジナル曲で裏声を使う曲がありまして、いつも苦戦していたんです。本当に苦手で……。それがスムーズに出るようになったことは明らかな変化です。手術は怖かったですが、決断も大事だなと気づかされました。

 退院後は少しお休みをいただいてから、復帰一発目の歌のお仕事はなんと、クリスタルキングさんの「大都会」を歌唱することでした。台本を見て「なんであんな高い曲!?」と驚きましたが、結果的に自分は下のパートでハモる役だったので助かりました(笑)。

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