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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

がんの自由診療でトラブル続々…原則NGでも、使ってOKの例外あり

公開日: 更新日:

 しかし、自由診療の一部には例外もあります。海外では承認されている薬でも、日本では承認がかなり遅れることが珍しくありません。少し古い数字ですが、2020年に欧米で承認された243の薬剤のうち、日本では約7割の176種類が未承認で、保険診療では使えません。これらの薬を日本で使おうとすると自由診療になります。

 こうした海外に比べて日本で薬の承認が遅れることをドラッグラグと呼びます。限られた治療法の中で国内で対処できなくなった患者さんが、海外に治療法を求めたくなるのは十分理解できますから、ドラッグロスの薬剤に限れば自由診療の薬剤も必要になる場面があるでしょう。

 でも、それはやっぱり例外的と理解すべきでしょう。その例外という制限を外すと、冒頭のような怪しい治療法にまで手を伸ばすことになりますから。

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