「リンゴ病」が急速に流行中…治療薬はなく妊婦はとりわけ注意
特に関東は、埼玉県3.38、東京都3.00、神奈川県2.23、千葉県2.23と報告数が非常に多い状況です。
伝染性紅斑には治療薬がなく、対症療法が基本になります。そのため、感染予防が大切です。
ヒトパルボウイルスは、感染している人の咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり(飛沫感染)、感染している人の使用した道具を使ったりしてウイルスを口や鼻の粘膜に運ぶこと(接触感染)により伝染します。特に妊娠されている方は普段から、手洗い、うがい、マスクの使用を心がける必要があります。
また、ヒトパルボウイルスはアルコール消毒が無効ですので注意が必要です。流行時期には、感染者や風邪症状のある人との接触をできるかぎり減らしましょう。