M7級の巨大地震が“地盤ユルユル”大阪万博を直撃懸念…太平洋プレート活発化の不気味
万博会場は地盤の緩い埋め立て地
日本列島は太平洋プレート、北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートの上に乗っかっている。太平洋プレートが大きく動けば、日本中どこでも巨大地震が起こり得るのだ。
「11日のトンガ沖の前にも、南太平洋で4月末にM7.3の地震がありました。このような太平洋プレートに起因した大きな地震が、日本にだけ起きないという理屈はありません。この先、1~2年以内にM7級の地震が列島を直撃する可能性は十分考えられます」
そう言う高橋氏が懸念するのは、2025年4月から開かれる大阪・関西万博だ。
「阪神・淡路大震災のような“内陸直下型”や、西日本の太平洋沖を震源とする“プレート境界型”の巨大地震が万博の開催直前や開催中に発生してもおかしくありません。万博会場の夢洲は、地盤の緩い埋め立て地です。大きな揺れにより、液状化が発生してしまえば、中止せざるを得ないでしょう」
日本に暮らす以上は改めて、4つのプレートの上に立っていることを自覚し、有事に備えるしかない。