コロンビアの密林で子供4人3週間サバイバル生活か…小型機墜落、情報が錯綜
コロンビアで5月1日、大人3人に、乳児を含む子供4人が乗った民間の小型機がジャングルに墜落。大人は全員死亡したが、子供たちは生き残り、約3週間のサバイバル生活を……。
墜落したのはセスナ206型軽量機で、現場はグアビアレの険しい熱帯雨林。軍と救助隊が事故機を発見したのは事故から2週間後の15日だった。
現場で操縦士を含む大人3人の死亡が確認され、遺体が回収されたが、13歳、11歳、4歳の子供3人と生後11カ月の乳児の姿がなかった。
「生き延びて、食料などを探しているに違いない」と判断し、軍は100人以上の兵士を投入。事故現場を中心に捜索の輪を広げていったところ、子供たちがサバイバル生活を送っている痕跡を複数発見した。
子供たちは、ヤシの葉と棒で簡単な小屋を作り、野生の果物を食べながら、生き延びているようだった。写真は政府機関「コロンビア民間航空局」のツイッターに掲載された犬による捜索のひとコマ。
現地メディアなどによると、子供4人は熱帯雨林に住む先住民たちに救出され、無事という情報がある一方で、いまだ不明とも。情報が錯綜している。