エレベーターが故障! 車いす女性を13階上まで抱え運んだ消防隊員に全米歓喜
米フロリダ州で、高層ビルのエレベーターが故障し、車いすの女性が身動きが取れなくなった。それを救助した消防隊員に全米が拍手喝采!
同州フォートローダーデールに住むヘイリー・ローザさんは8年前から下半身が完全にまひしていて、移動には車いすを使っている。
8月6日、洪水による漏水の影響で電気系統が故障し、高層ビルのエレベーターがストップ。ビル内にいたヘイリーさんは31階で身動きが取れなくなった。稼働しているエレベーターの場所まで行くには、階段で44階まで上るか、8階まで下りるかのどちらか。
ビル管理人は、フォートローダーデール消防救助隊に通報し、隊員3人が現場に駆けつけた。隊員2人が交互にヘイリーさんを背負い、もう1人が車いすを抱えて44階まで移動。ヘイリーさんは無事にビルの外に出ることができた。
元テレビリポーターのヘイリーさんは救助される際、スマホでその様子を撮影し、隊員たちへの感謝のメッセージと共にティックトックに動画を投稿したところ、大バズリ。再生回数は1060万回を超えている。
また9日には、お菓子を持って消防署に行き、隊員たちに改めて感謝の気持ちを伝えた。