マウイ島復興に5歳児が250万円寄付! 被災地救済のためにレモネードスタンドを立ち上げる
ハワイ・マウイ島の観光地ラハイナを焼き尽くし、壊滅的な被害を与えた山火事。その悲惨な状況をテレビのニュースで見て、心を痛めた5歳の男の子が、被災地救済のためにレモネードスタンドを立ち上げ、注目を集めている。
この男の子はワシントン州シアトルに住むアミ・ジュエルさんの息子エジソン君。マウイ島のお隣ハワイ島に家族旅行して帰ってきたばかりで、アミさんが夫と山火事のニュースを見ていたら、エジソン君が「悲しすぎるからテレビを消して」と言う。驚いたアミさんたちはエジソン君が理解できるようにこの災害を説明した。
エジソン君は、子供たちがレモネードスタンドで寄付金を集めることを知っており、自分もやりたい、とアミさんたちに訴えたという。
アミさんたちはエジソン君にレモネードスタンドを作り、8月19日、シアトルの大通りで販売を始めたが、これが大当たり! 通りを行く人々はみんな「クールなアイデアだね」「何とか支援したかったんだが、どうやればいいのか分からなくて」と口にし、1杯1ドルのレモネードが10ドル、20ドルで飛ぶように売れた。
中には100ドル払った人もいたという。結局、売り上げは1週間で計1万7000ドル(約250万円)! 全額を被災地復興に寄付するという。