性加害頻発の芸能界を改めなければいけないが…国に任せるのは、いただけない。
『望月記者が熱望してる「政府に芸能や音楽業界をしっかり監督し、指揮するような監督省庁」、丁度いま読んでるシェイクスピアの時代の本に出てるよ。不道徳という罪で劇場を取り締まり民衆を牢屋にガンガンぶちこんでる。政治家や権力にもっと力を持ってほしいと叫ぶ反権力主義者って、ワケわからんね』(ろくでなし子・美術家)
これは去年の12月28日のろくでなし子さんのXのポスト。秀逸な言葉だと思う。あたしも賛同する。
このポストは望月さんが旧ジャニーズのことで官房長官に詰め寄った件について書かれておるのだが、またおなじようなことをタレントのたかまつななさんが、2月9日、会見を開いて訴えた。で、それを望月さんが記事にし、自分のネット番組に呼び……。
まさかまさか、彼女らの主張どおり、芸能界(出版界も)を監督する新法ができたり、省庁ができたりすることになったりするんか?
たしかに、性加害やパワハラが頻発する、今の業界は改めなくてはいけないと思う。しかし、それを国に任せるのは、いただけない。前出のろくでなし子さんの心配が現実となりうる可能性があるからだ。