万博エコ推進アプリはツッコミどころ満載! 「環境に優しくない」ポイントのため方も
大阪・関西万博の開幕まで9日で400日。機運醸成に躍起の日本国際博覧会協会(万博協会)が7日にリリースした「EXPOグリーンチャレンジ(GC)アプリ」は、ツッコミどころ満載だ。
アプリの目玉は、7つのチャレンジメニューからエコ活動を重ねてポイントをためると、ポイントに応じて抽選で当たる景品だ。万博をキッカケに企業や学校、自治体などの団体を通じて個人のエコ活動を広げていく狙いがあるという。
例えば「マイボトル使用」や「食べ残しゼロ」で各100ポイントを獲得できる。
ちなみにマイボトルを持っていなくても、食べ残しても、ポイントはもらえる。
笑ってしまうのが、「使用済み食用油の回収」。ペットボトルなどに詰めて指定場所に持って行くと300ポイントをゲットできるのだが、肝心の指定場所は今のところ、大阪に7カ所、滋賀に3カ所のみ。万博協会は「今後、全国展開する予定」(広報担当)というが、CO²をじゃんじゃん排出する車で油を持ち込む人も出るだろう。「ペットボトル使ってるやん」「エコちゃうやん」とツッコみたくなる。