防弾ガラスと防弾バックパックで子供達を守れるか? 銃大国アメリカの行き先
一方アメリカでは、家庭での銃の暴発なども含め、銃はアメリカの子供の死因ナンバーワンです。そもそもアメリカで一般人が所有する銃は5億丁で、人口よりも多いというのが現状です。
バイデン政権は公衆衛生を脅かす深刻な問題として、銃規制を強く訴えています。しかしアメリカでは憲法で保障された自衛権を根拠に、銃規制に反対する人も多く、特に保守派が強い州では規制は一向に進みません。逆にフロリダ州のように、無許可で銃を入手できるよう、規制を緩めた州もあるほどです。
学校の防弾化より銃規制が先という批判もある中、「現実的に実行可能なのは防弾ガラス設置の方。致し方ない」という声も聞こえてきます。