大阪万博“一事が万事”のグタグダ感…「巨大リング」再利用に暗雲、広報体制すらままならず
広報体制すらままならない
仕方なく「コンタクトセンター」に連絡すると、協会の広報報道課が「府知事の発言に関する内容なので、府に問い合わせて欲しい」と、たらい回し。ラチが明かないため、今度は府の代表電話から万博推進局に直接取り次いでもらうようお願いしたが、オペレーターは「こちらから推進局に内線を回せないんです」と困った様子だった。
そこでメディア対応を担当する報道グループにつないでもらったのだが、こちらも「愛称公募については情報が共有されていない」とお手上げ状態。
結局、「万博推進局に折り返すように伝えます」(報道グループ)と言われたきり、25日までに回答はなかった。
単に「リングの愛称公募の件がどうなったか」を聞いているだけなのに、一事が万事この調子。誰が何に責任を負っているのか不明確なのだ。
万博に参加する海外要人は2000人規模に上るという。底抜けのグダグダぶりでは、警備体制にも不安が募るばかりである。
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大阪・関西万博の前売りチケットがてんで売れておらず、埋め合わせに税金が投入される可能性も否めない。●関連記事『【もっと読む】大阪万博チケットさっぱり売れず…1100万枚完売しないと赤字に、損益分岐点1840万枚なのに販売済み約744万枚』で詳報している。