京都発祥の珍レース「ISU1グランプリ」に日刊ゲンダイが参戦 若手記者が優勝目指して大激走!
沿道ライバルから「ゲンダイ頑張れー!」
激しい動悸とめまいのなか、決起会と称して前夜に訪れた焼き肉店での記憶が蘇る……。作戦会議が終わったころ記者Aが「ところで誰が今回のルポ原稿を書くの?」という一言から、執筆者を巡る“内ゲバ”が勃発。杯が次々と空けられ、夜更けまでもつれる熟議となったのだった……。
スタートから30分。ここで記者A(27)の体に異変が! 突然青白い顔になったかと思うと、茂みに駆け込み盛大に嘔吐。「求む、バカ3名」と過去大会のポスターはうたっていたが、ここまでのバカは想定していなかっただろう。
そして、開始60分で記者B(32)の体にも異変が! 次走者にマシンをつないだ直後に地面に倒れ込んだきり、四つん這いで「ケツが割れる!」と繰り返す。1周、2周と仲間が周回を終えても、記者Bは立ち上がれない。結果的に中継地点に着いたときに誰も出走できる状態になく、記者C(25)が連投で2周目に突入させられた。
「ゲンダイ頑張れー!」
90分が経過した頃、社名を背負ったユニホームを見てか、沿道の地元中学生から、そしてライバルたちからもそんな声が聞こえてきた。ラスト10分になると槙原敬之の「どんなときも」や、ZARDの名曲「負けないで」がスピーカーから流れ、気づけば全員で大合唱。イスに座って後ろ向きで爆走する姿はスタート時は滑稽に見えたが、終盤では感動的に思えた。