メルシャン 長林道生社長<5>不本意な人事も後で役に立つ
1年弱のフランス勤務を終えて、長林道生が日本に帰ったのは2004年3月。39歳の春だった。
渡仏前、キリンビールの担当役員も上司の部長も、「1年で今いる部署に戻す」と口を揃えていた。所属していたのは、営業の精鋭だけを集めて、大手を攻略するキリンの「広域販推統括本部」。ラ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,237文字/全文1,377文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】