御用組合とカルロス・ゴーンを使い捨てた日産自動車の歪み
“日産中興の祖”と間違って呼ばれる川又克二(当時会長)と私の学生時代のゼミの教授、峯村光郎との対談を、私が編集していた経済誌で企画したことがある。峯村は公共企業体等労働委員会、すなわち公労委の会長を経験した。いまから半世紀近く前だが、黙って聞いていた峯村は、断乎とした感じで、
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