著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(64)国会議員「不逮捕特権」の壁…許諾請求での捜査情報漏れを恐れる検察

公開日: 更新日:
阿部文男議員は国会閉会中に逮捕された(C)日刊ゲンダイ

 検察が贈賄側を逮捕しながら収賄側の政治家については在宅取り調べだけで起訴するとなると、野党やマスコミの一部には、検察が政治家に忖度して逮捕を見送ったのではないか、との受け止めも出てくる。

 しかし、筆者は、検察が政治家の在宅起訴を選択してきたのは、高齢者への配慮や罪の軽さ… 

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