年初来高値更新でいよいよ近づく株価4万円時代! 「失われた30年」のからの脱却なるか
■年内の3万6000円突破も
外国人などの日本株買いが続き、日経平均のPERが欧米並みの20倍台になったらどうか。ざっと計算すると4万5000円! バブル最高値の3万8915円(1989年12月)を軽く突破します。
いずれその水準に到達する可能性はゼロではないでしょうが、現状はそこまでは無理といえそうです。ただ、日本株が割安なのは間違いのないところで、年末年始には3万5000円を超え、3万6000円付近まで上昇しても不思議はありません。そして、24年3月期の決算が出そろう来年5月ごろの4万円乗せも夢ではないと思っています。
半導体をはじめとする新たなサプライチェーン(供給網)づくりに日本企業は欠かせない存在となっています。日本の技術力を、再び世界に誇る時代。ちょっと気は早いですが、25年ごろの株価5万円挑戦もありそうです。
(IMSアセットマネジメント代表・清水秀和)