歌舞伎町「メン地下」ライブに潜入…目の当たりにした“推しとの時間”をめぐる狂騒と運命
このライブは対バン形式(複数グループの入れ替え公演)で、各グループの持ち時間は30分。5曲披露すればあっという間に終わってしまう。
「ありがとうございましたー」と演奏が終わり、MCに入ったところ、舞台袖から突然「まじごめんなさい!!」と私服の男性が闖入。トラブルかと思ったが、メンバーが「おまえ、また遅刻かよ~」とツッコミを入れ会場が笑いに包まれると同時に「かわいいー!」との声も上がっていた。
公演は終了。しかし、本番はここからの“物販”だ。各グループのパフォーマンス時間が30分であるのに対して物販は1時間40分用意されているのだ。といっても、売られているのはグッズではなく“推しとの時間”。1枚1000円でチェキを撮影することができ、フィルムに写真が浮かび上がってくるまでの30秒間を共に過ごすことができる。
■元カレと同じ名前じゃん!
「チェキって1枚1000円だっけ?」と友達に聞き、初めて参加したらしい肩出しニットの女子は50枚購入。推しに向かってこう語っていた。