「空間識失調」の自覚なければ“パニック・ボタン”は無意味
航空自衛隊が公表した事故機の航跡概要図によれば、管制官が三沢基地に近づく米軍機との距離をあけるため、降下するよう指示した際の高度は約9600メートル。細見彰里3等空佐操縦のF35A戦闘機は、約20秒後にはなんと4700メートルにまで急降下し、時速900キロに加速している。
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