石油の全面禁輸はない…日本の軍事指導者は甘く考えていた
![1941年7月、日本軍は南部仏印に上陸した。写真はサイゴンまで進駐した日本軍の部隊(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/268/712/832d4e0bd999c913be7bafdd7ad47cee20200206133129354_262_262.jpg)
日本はドイツがソ連に侵攻してほぼ1カ月後に南部仏印に進駐した。ドイツの力を借りて東南アジアでのフランスの政治権力を出し抜き、南方への資源確保を目指す動きなのは明らかであった。もっとも、日本側はナチス政権に協力しているフランス本国のビシー政権と交渉を行い、平和裏に進駐すると決めて…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り716文字/全文856文字)
初回登録は初月110円でお試し頂けます。