著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

第二革命の失敗で孫文は日本に亡命 頭山満の保護を受けた

公開日: 更新日:
桂太郎の内閣総理大臣通算在職日数は2886日だった(国立国会図書館所蔵画像/共同通信イメージズ)

 辛亥革命に至るプロセス、そしてその後の第二革命、第三革命と続く渦中で、孫文の秘書役を務めた山田純三郎の書いた手記をもとに、さらに歴史の秘話を紹介していく。

 1911年10月10日に武漢での決起によって清朝帝政を倒すことになった。しかしこの革命は清朝帝政の側の軍人である袁…

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