大戦果を信用せず絞首刑になった山下奉文の怒り
台湾沖航空戦は結局は全く事実とはかけ離れた発表で、日本国民に告げられた。大喜びはまさに実体のない喜びであった。アメリカ軍の太平洋艦隊を壊滅させたがごとき戦果は、全くの虚報にすぎなかった。
「実際には米軍艦艇の損害は、撃沈されたものは一隻もなく、損害空母一、軽巡二、駆逐艦二…
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