著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

ルーズベルトの秘密計画は「シカゴ・トリビューン」紙によって意図的にスクープされた

公開日: 更新日:
真珠湾攻撃により、アメリカ国民世論は一気にまとまった(日本海軍航空隊による真珠湾攻撃で炎上する米軍戦艦「カリフォルニア」、1941年12月8日=ホノルル・アリゾナ記念館蔵)

 アメリカの政治指導者と軍事指導者は、基本的にはモンロー主義の方向に立っていた。1939年9月から始まった第2次世界大戦に、アメリカの青年をヨーロッパまで送って戦闘に参加させることには及び腰であった。ルーズベルトが大統領選で勝利したのは、まさにそういうスローガンが功を奏したからで…

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