自民・宮沢博行議員どうした? 率先して裏金キックバック認めた“介錯おじさん”沈黙のナゼ
宮沢氏本人の携帯電話を鳴らしても一向に出る気配ナシ。手にした裏金は5年間で132万円。突出した額ではないのに、止めどなくあふれ出ていた活力は消え失せ、すっかりダンマリを決め込んでいる様子だ。あの爆弾発言は単なるパフォーマンスだったのか。それとも安倍派の解散で「介錯」がかなったと思い込み、放心しているのか。どうした? 介錯おじさん!
「宮沢議員は2012年初当選の安倍チルドレン。地元・静岡3区では常に立憲の小山展弘議員と接戦を演じ、決して選挙に強くない。4選を果たした前回21年は比例復活です。スタンドプレーで顔と名前を売ったのも選挙のためだったのでしょうが、泥舟だった安倍派には逆らえても、公認権を握る党本部を敵に回すわけにはいかない。ただでさえ、次の選挙は逆風予想の中、下手すると裏金議員は皆、公認を外されかねませんからね。だから、沈黙せざるを得ないのです」(政界関係者)
地元関係者には「独特の行動原理の持ち主で、周囲をア然とさせることも、しばしば。とにかく変わった人」と評判の介錯おじさんだが、意外と分かりやすい人なのかも知れない。