石破自民が掲げる衆院選公約案に国民冷ややか…「可愛さ余って憎さ百倍」で“石破離れ”が加速
「皆さん知っていましたか?実行されない約束を空手形って言うんですよ。あまり知られていない言葉だと思うけれど……」
全く根拠はないが、総裁選で惨敗した自民党の小泉進次郎選対委員長(43)であればおそらく、こう解説するかもしれない。同党が次期衆院選に向け、来週にも公表する選挙公約のことだ。
判明した公約案によると、「ルールを守る」「暮らしを守る」「国を守り、国民を守る」「未来を守る」「地方を守る」「新たな時代を切り開く」の6本柱で構成。派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、「厳しい反省と強い倫理観の下で不断の政治改革、党改革に取り組む」と強調。政策活動費の使途を監査する第三者機関の設置や、調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開に取り組む方針を示している。
また、石破氏が総裁選で強く訴えていた「防災庁」設置の準備や、内閣府防災担当の体制や司令塔機能を強化する方針を明記。「災害関連死ゼロを実現するよう、避難所の環境を劇的に改善する」とうたったほか、電気・ガス料金、燃料費高騰対策を講じる--などとしているのだが、ネット上の反応を見る限り、国民の見方は冷ややかだ。