小池都知事がにわかに出しゃばり始めた裏…イケイケ玉木国民に便乗で「国政進出」への意欲再燃?
一方、前出の都政関係者は「国政進出の意欲が再び湧いているのでは」と言い、こう続ける。
「最近は蜜月関係にある国民民主党の玉木代表がイケイケです。国政では、将来的な自公国連立と玉木さんの首相就任説まで流れている。『玉木内閣』誕生で、小池さんの重要閣僚就任が確実視されれば、国政転出もあるだろう。以前から転出の噂は出ていますからね」
要するに、絶好調の玉木代表に便乗しようというわけだ。
「ただ、小池さんが今さら一介の国会議員に戻るとは思えない。都知事の権限は絶大だからです。都知事在職のまま玉木さんとの連携を深め、国政に影響力を発揮する絵を描いているのではないか。その方が現実的でしょう」(官邸事情通)
捕らぬたぬきの何とやら、とは“緑のたぬき”らしい話だが、玉木代表との接近を“身内”は苦々しく見ている。
前出とは別の都ファ関係者が言う。
「都議選では、国民民主とウチが複数の選挙区で競合しています。党勢は彼らの方が断然好調で支持層もかぶる。ハッキリ言って邪魔な存在です。知事には玉木さんに近づいて欲しくありませんね。しかし、知事からすれば国民民主の議席増は大歓迎。どうせ彼らは知事与党に入るわけですから、味方は誰でも多い方がいい。フザケた話ですよ」