関税交渉も門前払い…イカれたトランプ大統領とどう向き合うべきなのか

ジョークだとしても、とてもじゃないが、マトモに見えない教皇自画像。いよいよトランプ大統領の“危うさ”が露呈しているが、振り回される世界と日本はどう対応すべきなのか。一筋縄ではいかない脱米国外交が石破政権にできるのか。
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あまりニュースがなかった今年の大型連休だが、それだけにギョッとした人も多かったのではないか。トランプ大統領が2日、自身をローマ教皇に模した画像をSNSに投稿した一件である。
ふつうの人であれば、眉をひそめる。正気なのか、とア然とする。子どもの悪ふざけみたいなものだが、それを米国の大統領がやって、喜んでいる。世界中がぶったまげ、そして、怖くなったのではないか。
トランプという人間の正体が垣間見えるシーンはこれまでもいくつかあった…
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