防災イベントで公務中の警察官が…10代女性のスカート内を盗撮した手口と再逮捕のきっかけ
午前11時ごろ、土記容疑者は駐車場に展示してあった警察車両を見に来たスカート姿の10代の女性2人に、「どうぞ、中を御覧ください」と声をかけ、車内に案内した。女性たちの背後に回り、見学に気を取られている隙に、スカートの中に自分のスマホを差し入れ、下着を動画撮影した。当時、土記容疑者は警察車両の中を1人で案内していた。
調べに対し、「女性の下着に興味があったので撮影した」と容疑を認めている。
■アパート内覧会では名前と職業偽る
愛知県警が押収した土記のスマホから10代の女性2人の下着の盗撮画像が見つかり、本人にどこで盗撮したのか問いただしたところ、防災イベントで撮影したことを白状した。被害女性は14日、三重県警に被害届を出していた。
「土記は10月13日、偽名を使い、職業を会社員と偽って名古屋市のアパートの内覧に申し込み、立ち会った仲介店の女性の背後からスカート内にスマホを向け、盗撮しようとした。内覧は2人きりで行われ、土記は盗撮目的で内覧をしていた。11月上旬に女性から被害相談があり、防犯カメラの映像などから土記の関与が浮上。愛知県警は土記の関係先からスマホやSDカード20点を押収していた」(捜査事情通)
土記容疑者は前回逮捕時、盗撮した動機について「仕事などのストレスがたまっていた」と話していたが、その勤務中にも盗撮を繰り返していた。