女性客を立ちんぼさせてGPSで監視 歌舞伎町の27歳「売れないホスト」の実生活と自己PR
■給料から天引きされ生活に困窮
昨年5月、加藤容疑者は当時22歳だった女性客に会うと「親の連絡先を教えろ」「スマホのGPSはオンにしておけ。おまえがちゃんと立っているか監視する」と脅し、売春目的で立ちんぼが集まる新宿区立大久保公園周辺で客待ちをさせた。女性は3日間の売春で得た6万円全額を、売掛金の返済として加藤容疑者に手渡していた。
「売掛金の回収期限が迫り、上司から詰め寄られ、加藤は相当焦っていたようです。何しろ21万円の返済が滞ると、給料から天引きされ、生活に困るほど金がなかったそうですから」(歌舞伎町関係者)
調べに対し、本人は「売春させて売掛金を回収したのは間違いない。期限までに回収しないと給料が減らされ、生活が厳しかった」と供述しているという。
加藤容疑者は当時、「鬼灯諸刃」を名乗り、歌舞伎町の「MAJESTY」というホストクラブで働いていた。昨年9月には月間1200万円を売り上げるなど、店のナンバー2の成績を挙げたが、昨年12月末でホストを辞め、今年からは同店でスタッフとして勤務。自身のSNSには<副主任1200万playerから運営者になりました>と投稿していた。