タイで拘束の男を強制送還…コトの発端は特殊詐欺リクルーター同士の「内輪モメ」だった

公開日: 更新日:

 事件に関与した男4人、被害に遭った男性とも5人全員が匿名・流動型犯罪グループ、いわゆるトクリュウのリクルーター役だった。監禁された男性は「中国人から『電話をかける日本人が欲しい』と依頼を受けた」と話し、トラブルの原因はメンバー同士による金銭をめぐる「内輪モメ」だった。

「成功報酬の取り分でモメたというより、被害男性が仕事でヘタを打って損失を出した。どないしてくれるんやということで4人で被害男性からその損失分を回収しようとしていた」(前出の捜査関係者)

 一体、どれだけの一般人がヤツらの誘いに乗って海外拠点に連れ去られ、特殊詐欺への加担を強要されているのか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ