古代メキシコの至宝140件を展示 特別展「古代メキシコ ─ マヤ、アステカ、テオティワカン 」入場券を3組6人にプレゼント
東京国立博物館では今、9月3日まで平成館で特別展「古代メキシコ─マヤ、アステカ、テオティワカン」を開催している。同館で古代メキシコ文明に関する展覧会が開かれるのは1955年以来約70年ぶりとか。
35もの世界遺産があるメキシコでも特に高い人気を誇っているのが、前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻までの3000年以上にわたり多様な環境に適応しながら独自の文明を花開かせた古代都市の遺跡群。このうち今回の特別展では「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」の代表的な3つの文明に焦点を当て考古と民族資料の宝庫であるメキシコ国立人類学博物館をはじめ、アルベルト・ルス・ルイリエ パレンケ遺跡博物館、テンプロ・マヨール博物館、テオティワカン考古学ゾーンなどメキシコ国内の主要博物館から厳選した古代メキシコの至宝約140件を近年の発掘調査の成果を交えて紹介する。
中でも注目はマヤの代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃とされる、赤い辰砂(水銀朱)に覆われて見つかった通称「赤の女王」(スペイン語で「レイナ・ロハ」)の墓の出土品がメキシコ国内とアメリカ以外では初めて公開されること。パカル王の息子と孫、ひ孫に関連する遺物も合わせて200年にわたる王朝一族の物語を浮き彫りにする。
●開館時間 9時30分~17時(土~19時)※7月7日~9日はメキシコウィークのため20時まで(入館はいずれも閉館30分前まで)
●休館日 月曜日・7月18日(7月17日・8月14日は開館)
●問い合わせ=☎050・5541・8600(ハローダイヤル・9時~20時・無休)
日刊ゲンダイ読者3組6人に入場券をプレゼント。希望者はハガキに、住所・氏名・年齢・職業を明記、〒104─8007 日刊ゲンダイ「古代メキシコ ─マヤ、アステカ、テオティワカン プレゼント」係へ。締め切りは11日(必着)。