GW後半は「船橋ケイバ」へGO! 親子WinWinの家族サービスのススメ
1950年の開場から75周年。5年の歳月と150億円の巨費を投じた船橋競馬場のリニューアルが完成した。新入場門や両面パドックビジョンのほか、芝生エリアも新設。家族が気軽に立ち寄れる「ホースパーク化」を目指している。GW後半、家族サービスがまだの人は船橋ケイバはどうか。
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■総工費150億円で改修した競馬場がお出迎え
5日から9日までの5日間、ナイター競馬を開催予定。5日には船橋競馬場を代表するレース「かしわ記念」に、パークオフィシャルアンバサダーに就任した百田夏菜子(ももいろクローバーZ)がプレゼンターとして登場する。
「GW期間中は家族連れでも楽しめる体験型コンテンツや豪華賞品が当たる抽選会、限定グルメなど多彩なイベント企画を展開します。5日、6日はポニー・ミニチュアホースふれあい体験、キッズ縁日などがあります」(船橋競馬広報担当者)
船橋ケイバの特徴は日本で唯一、IKEA、ららぽーとTOKYO-BAY、ビビット南船橋、ららテラスTOKYO-BAYといった大型商業施設に隣接する公営競馬場であること。そのため、「妻と子供は買い物、お父さんは競馬」という考えもあるが、今回はあくまで家族サービスがメイン。きれいになった競馬場で子供と一緒に遊びながら、競馬場グルメに舌鼓を打ち、商業施設のイベントまで楽しんでみようーーという趣旨だ。
幸いどの商業施設も徒歩圏内にあるし、何ならJR南船橋駅から2つ目の幕張豊砂駅直結「イオンモール幕張新都心」まで足を運ぶことだってできる。
では、さっそく船橋競馬場に入場。新設された「キャロッタ門」をくぐると、子供たちが存分に走り回れる「芝生広場」が広がっている。
「約6000平方メートルの面積。これまで養生中でしたが、GWに開放します。芝生広場の築山からは本馬場のレースを見ることもできます」(前出の広報担当者)
レースが気になるというお父さんは、巨大になって見やすくなったパドックビジョン(パドック側と両面画像)があるから安心だ。
■メガレモンサワーが500円の安さ
お次は競馬場グルメ。1階の「田久保」はおなじみのもつ煮込み・もつ焼きやカレーライスが有名。2階の「東西売店」はあんかけ焼きそば、牛すじ、焼き鳥など。あんかけ焼きそばは400円、メガ・レモンサワー500円と驚きの安さだ。さらに「GRAZYPOTATO&からきち屋」は子供たちに大人気のから揚げ。3階の「こがね」は正統派の醤油ラーメン、塩ラーメン(背脂入り)のほか、馬勝チャーハンがオススメ。チャーハンの上にからりと揚げたカツがのっている。
また、特別観覧席購入者が利用できる4階「ダービーダイナー」は、ローストビーフ丼やお寿司を楽しむことができる。
これらが入る新スタンドは清潔感があり、ワイドシートやフラットルームなどの特別観覧席をはじめ、家族連れにはうれしい「ベビールーム」や「バリアフリートイレ」があったりする。