新井貴が窮地に!? 阪神の新助っ人ゴメスは「禁断の果実」

公開日: 更新日:

「これで新井貴も厳しい立場に追い込まれたね」

 阪神が新助っ人のマウロ・ゴメス(29=ナショナルズ)を獲得したことについて、某阪神OBがこう言っている。

 和田監督もこの「4番候補」に期待大の様子。先日、関西ローカルのテレビ番組でゴメスを一塁起用する方針を明かした。

「実はゴメスは、昨オフから獲得リストに入っていた。今季限りで退団したコンラッドと比べても『打撃は一枚も二枚も上』とされていた。守備位置は一、三塁だが、今季はDH起用が主だったように守備に難がある。球団内では、『ゴメスを獲得しても三塁での起用は難しい。一塁で使うとなると、古傷を抱える右肩への負担を配慮し、三塁から一塁へのコンバートを考えている新井貴が死んでしまう』という声も出た。新井貴は昨季、右肩痛に苦しんだ。右肩さえ治って一塁に固定すれば今季、4番打者として復活できるという期待を込め、獲得を見送った経緯がある」(前出のOB)

 だが、阪神は今オフ、早々にゴメス獲得に乗り出した。今季のチーム本塁打は12球団最低の82本。4番も固定できず、「一発を打てる4番」はオフの絶対的な補強ポイントだった。守備位置が新井貴とカブるにもかかわらず、ゴメスに手を出した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 2

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  1. 6

    巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?

  2. 7

    巨人のW懸案「ポスト岡本和真&坂本勇人」を一気に解決する2つの原石 ともにパワーは超メジャー級

  3. 8

    ドジャース大谷翔平 驚異の「死球ゼロ」に3つの理由…12本塁打以上でただひとり

  4. 9

    佐々木朗希「限界説」早くも浮上…案の定離脱、解説者まで《中5日では投げさせられない》と辛辣

  5. 10

    オリオールズ菅野智之 トレードでドジャースorカブス入りに現実味…日本人投手欠く両球団が争奪戦へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ