「“常に違う色”を出す」…岡崎慎司、W杯への意気込み語る
――ある意味、岡田監督は「勝利至上主義者」ですからね。徹底して勝つことにこだわる人です。
「そうですね(笑い)。でも、日本代表の責任を背負っている限り、勝ちにこだわることは《当たり前》のこと。どっちが正しい、正しくないという話ではなく、監督の考え方に沿って選手は持てる力を出し切るというのが、代表チームの在り方だと思っています」
――ブラジル大会は2度目のW杯となります。心の中で「W杯経験者のオレたちがチームを引っ張っていく」という自負心は強いでしょう。
「それはもちろん強いですよ。日本代表にはテクニックのある選手が多いけど、ボクは“常に違う色”を出すことを心掛けています。日本代表のチームメートはいいヤツばかり。自分は今のチームが好きだし、みんなで勝ちたい! ブラジルで大きなことを成し遂げたい! それはボクだけじゃなくてチーム全員に共通する気持ちです」
▽おかざき・しんじ 1986年4月16日、兵庫県生まれ。宝塚ジュニアFC、滝川二高、清水から11年1月にドイツ1部シュツットガルトに移籍した。13―14シーズンからマインツでプレー。08年北京五輪、10年南アW杯、11年アジアカップ、13年コンフェデ杯に出場。09年だけで代表15得点をマークして「IFFHS世界得点王」に認定された。身長173センチ、体重70キロ。