ウッズ欠場…「マスターズ」は視聴率ダウンで大損必至

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■放映権料アップもパア

 力が衰えたとはいえ、ウッズの集客力は、いまだに健在だ。

 通常大会なら多少視聴率が落ちても、5年なり、10年契約という長期の放映契約が結ばれていることから、主催者に影響が出ることは少ない。

 しかしメジャーのマスターズの場合、CBSが1956年から放映を続けており、契約は1年更新のため視聴率の影響を受けやすい。

「今年の視聴率をマスターズ委員会もCBSもかなり気にしています。というのも、昨年USGAが主催する全米オープンなどの放映権を12年契約11億ドルという途方もない金額でフォックスと結んだからです(年93億円/1ドル=100円換算)。これまでUSGAがNBCと結んでいた契約金は年37億円といわれていただけに、一気に2.5倍強の値上がりです。マスターズ委員会も今年盛り上げて、来年の放映権料吊り上げを狙っていただけにウッズの欠場は痛いのです」(前出の吉川氏)

 1973年全米オープンはマスターズの視聴率を上回ったが、それ以降はずっと減り続けて、今ではマスターズの半分の視聴率(5~6%)しか稼いでいない。

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