米ツアー 「石川2位」「松山3位」も無関心の米国内ゴルフ事情
米ツアー2013/14年シーズン開幕戦で松山英樹が3位タイになり、石川遼は第2戦で2位タイの好成績を収めた。
日本国内では2人の活躍に大騒ぎだが、米国ではほとんど注目されていないのが現状だ。
というのもこの時期は例年、秋季シリーズとしてシード権を決めるだけの、いわば有力どころが出場しない“消化試合”というイメージが定着。
ゴルフファンにすら見向きもされず、盛り上がりに欠けていた。そこでスポンサーに配慮した米PGAツアーが今年からシーズンを繰り上げることにしたのだ。
とはいえ、この時期は大リーグのプレーオフで盛り上がっている。
それにアメリカンフットボールのシーズンが開幕するために、ゴルフの視聴率はちっとも上がらない。
タイガー・ウッズやフィル・ミケルソンらトッププロが出てくれば、話は違うのだろうが、ビッグネームはこの時期、スポンサーがらみの試合しか出ない。ツアー開幕が早まろうが、そもそも関心がないのだ。