おいおい、プロ野球でも「特定秘密保護法」か?
■ファンをやきもきさせた 日ハム大谷の五回降板
日本ハムの大谷(19)が広島のマエケンと華々しく投げ合った札幌ドームの交流戦中継をCS放送で見た。パ・リーグ投手最速、160キロのストレートで丸を空振り三振に仕留めた一球は凄かった。「腕を振って投げたらどれぐらいかを確かめたかった」と、投球直後に大型ビジョンの速度表示を振り返る自信に満ちた表情に、プロ野球ファンとして度肝を抜かれた。
その大谷が六回から突如交代した途端に、彼の情報は中継放送から消えた。解説者氏は直感的に「ランナーとして三塁からホームにスライディングした際に足を痛めたんじゃないですかね?」と言ったが、女性ベンチリポーターは広島のバッターの情報まで細かく丁寧に伝えるも、大谷については何も報じない。
解説者氏、とうとうしびれを切らし、「で? 大谷の情報はどうですか?」と尋ねるも、「何も入ってきません」。
「途中交代した投手はベンチに出てきますよね。一切出てこないというのは、な~んかあったと考えるのが普通でしょ」