ア軍に8連敗の“好相性” ダルFA取得後の移籍先

公開日: 更新日:

「(自分との)相性がいいんじゃないですか」――。

 17日のアスレチックス戦で今季ワーストの7失点で3敗目(7勝)を喫したレンジャーズ・ダルビッシュ有(27)が自虐的な言葉を口にした。

 序盤からファウルで粘られたり、足でかき回されてリズムが狂ったのだろう。抑えようと力むあまり、直球の制球を乱した。四回には1死から四球で歩かせたソガードに二盗、三盗と立て続けに決められ、次打者の犠飛で4失点目。無安打で失点を許した自分自身への不甲斐なさからか、ベンチに引き揚げる際に、鉄柵にグラブを叩きつけて悔しさをあらわにした。

 試合後のダルは「相手のアプローチがどうというより、自分の問題」と話したが、アスレチックス戦はこれで8連敗。「マネーボール」に屈しているのは否めない。

 11年オフに6年契約を交わしたダルは「サイ・ヤング賞を1回獲得してあと1回、同賞の投票で4位以内。もしくは同投票2位と別の2シーズンで4位以内」の条件をクリアすれば16年オフにFA資格を取得する。FAでアスレチックスに移籍すれば対戦しなくても済むけれど。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」