巨人・原監督が村田にまた注射…「カンフル剤」副作用の不安
ムリもたたっている。今季から選手会長に就任した。「その名に恥じない自覚を持った行動をしたい」などと優等生発言に終始。新戦力がチームに馴染めるよう、キャンプのころから先頭に立って歓迎会を主催した。そもそも、そういうキャラじゃないのに、「王様」だった横浜時代とは人が変わったように振る舞っていた。
この日のヤクルト戦は延長十二回裏、戦列復帰して4試合目の橋本がサヨナラ打。原監督は「橋本は勝負強いね」と言った直後に、「爪のアカを煎じて飲まないといけないバッターがいるかもしれないね」と、チクリとやった。これは村田を含む複数の選手を指すらしい。極太の「注射」を打たれた試合後の本人は「僕の打撃は分かりません。チームが勝ってよかった」と、ぶぜんとした表情で足を引きずりながら球場を後にした。