息子の入閣要求も? アギーレ日本代表監督の“組閣”は超難航
16年までの2年間でアジア大会やキリンカップなどの戦い方や成績によってJFAサイドが、契約を更新しない権利を行使することもできる。逆に好成績を収めて日本代表よりステータスも年俸も良い国からオファーが届いた場合、アギーレは契約更新を拒否することができる。あくまで4年後のW杯を目指すのが前提ながら、互いに2年後に契約を見直せる内容のようだ。
■手倉森氏以外の日本人スタッフに難色
コーチ陣は、24日の段階で3人の外国人の就任が決まっている。ひとりはイングランド人のスチュアート・ゲリング(40)。元リバプールの選手で、同クラブのアカデミーコーチなどを歴任した。残る2人はスペイン人。フィジカルコーチはスペイン1部オサスナの監督時代(02~06年)からの盟友フアン・イリバレン・モラス(47)。GKコーチにはオサスナ監督時代の現役GKで、ベルギーのクラブ・ブルージュでGKコーチを務めていたリカルド・ロペス(42)だ。
今回、アギーレとの交渉で最もモメたのがコーチ人事やスタッフの人選だという。