本命アギーレに足元見られ…代表監督選びの呆れたドタバタ

公開日: 更新日:

 ポスト・ザッケローニの行方が混迷の度を増している。メキシコ人のハビエル・アギーレ(55)との正式契約が秒読みと言われる中、日本サッカー協会技術委員会・原博実委員長(55)が「仮契約? まったくない」とアギーレ内定報道にクギを刺し、さらには「(交渉相手を)ひとりに絞っているわけじゃない」と煙幕を張っているのだ。

 日本代表は、9月5日にキリンチャレンジカップ(対戦相手未定)を札幌市で開催する。アギーレとの契約が間に合わなかった場合、代表コーチに就任予定のU―21代表の手倉森誠監督(46)の名前を挙げながら、原委員長が「彼はJリーグをよく知っている」と監督代行指名を示唆した。

 いずれにしても、W杯期間中には明日にでも決まるようなことを言っておきながら、どうしてドタバタしているのか?

「サッカー関係者から漏れ伝わるところでは、アギーレとは年俸2億円の2年契約で内諾を得ていたが、彼に一本化したことがバレて足元を見られ、年俸4億円の4年契約を主張してきた。コーチ陣も旧知のスペイン人たちで固めたいと言い張り、条件闘争でモメているようです」(サッカーライター・平野史氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ