独占! 日ハム大谷翔平が「二刀流」の今季飛躍を自己分析

公開日: 更新日:

――キャンプの時は「投球術も駆使したい」と話していましたが。

「やっぱり、真っすぐは一番の武器かなと思う。それを生かしつつ、投球術を広げていければ。今の段階では最小限の球種の中でしっかり出来ればいい。そうすれば球種も増えていくと思う。(投球術は)去年よりは出来ているかな、とは思いますね」

■打者が立つほうが速い球が投げられる

――日本人最速タイの161キロを記録していますが、球速にこだわりはあるのですか?

「持ち味ではあるけど、そこはMAXの数字。普段投げるボールはもう少し球速が抑えめ。その平均が上がってきたのは凄くいいと思いますね。今まではムラがあった。いいボールと悪いボールの差が少なくなれば、MAXもどんどん伸びていくかな、と。平均球速もどんどん上がっていくと思うので、球質も含めてもっと良くなるとは思います」

――「制球も何も考えなければ、いわゆるMAX以上の球速は出る」と話す投手もいます。


「そうですね……ブルペンでは無理だと思います。バッターが立って、そこで初めて出るかな?投球練習中に思い切り投げても、そんなに球速は出ないんですよ。そこはいろいろ難しいかなとは思う。コントロールを加味しないで投げたのはオールスターくらい。でも、またそれは良いボールとは違う部分なので。ただ単に速いということだけ求めれば、もうちょっとは出るのかなとは思いますが……」

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