熱烈虎ファンひろさちや氏バッサリ 「GM不要」「若手育成を」
今季はゴメス、呉昇桓が数字を残しているものの、日本人選手の補強は近年、失敗続きだ。10年に獲得した城島健司(4年総額16億円=金額はいずれも推定)も元気が良かったのは1年目だけ。11年にFA補強した小林宏之(2年総額5億円)はロクな働きもできずに退団。西岡剛(2年総額6億円)、福留孝介(2年総額6億円)といった“メジャー帰り”も期待に応えているとは言い難い。それでもこの2人とは来季も再契約する方針というから驚きだ。
今年は新人捕手の梅野がここまで85試合に出場しているが、藤井、日高、鶴岡といったベテラン捕手があふれかえっているのも編成ベタの象徴だ。
カネをかけた補強は、巨人やソフトバンクもやっている。だが、もっとも成果が出ていないのが阪神で、先日は坂井オーナーが「金満オーナー!」とファンから罵声を浴びた。カネをかけても活躍しないのは、選手を見る目がない証拠。なのに、今オフは懲りずに中島裕之(アスレチックス2A)をはじめ、山井大介(中日)、宮西尚生(日本ハム)の獲得を目指しているというから、ファンはへきえきしている。