監督代わり本腰 FA戦線に殴り込むヤクルトの“注目投手”

公開日: 更新日:

「今年は投手補強が最優先課題」

 こう言うのは、ヤクルトの衣笠球団社長。今季も最下位に低迷。2年連続ビリっけつの可能性もあるヤクルトは今オフ、弱点である投手力強化のため、国内FA市場、そして海外の日本人メジャーも含めた補強戦線に乗り込む。

 松井編成部長は約10日間の日程で渡米。外国人の助っ人投手に加えて、松坂、和田毅、そして今オフの目玉である中島ら「日本人メジャー」も調査を行っている。

 その中で注目しているのが、12日のヤクルト戦で11勝目を挙げた中日の山井大介(36)だという。先発投手陣は石川、小川を除けばローテ投手と胸を張れる人材はいない。故障中の館山、由規は来季の復帰のメドも立っていない状況。山井は年俸8000万円で価格的に手頃だ。中日は残留要請する方針だし、巨人阪神も獲得に興味を示しているが、「今年は金庫を開けて、使うところは使う」とは球団幹部。昨年獲得に乗り出した中田賢一はソフトバンクにさらわれたが、今年はさらなる資金の上積みもあるかもしれない。争奪戦が予想されるオリックス金子千尋(30)もマークを続けている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  2. 2

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  3. 3

    大リストラの日産自動車に社外取締役8人が「居座り」の仰天…責任問う大合唱が止まらない

  4. 4

    芳根京子“1人勝ち”ムード…昭和新婚ラブコメ『めおと日和』大絶賛の裏に芸能界スキャンダル続きへのウンザリ感

  5. 5

    所属先が突然の活動休止…体操金メダリストの兄と28年ロス五輪目指す弟が苦難を激白

  1. 6

    国民民主党・玉木代表は今もって家庭も職場も大炎上中…「離婚の危機」と文春砲

  2. 7

    「嵐」解散ツアーは売り上げ500億円? オイオイ、どんだけ儲けるつもりだよ

  3. 8

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 9

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  5. 10

    「キャロル」でのジョニー大倉の先見性とボーカルはもっと評価すべき