NYの貴公子ジーター 引退後は「ハリウッド進出」情報も
ニューヨークの貴公子が華麗なる転身を果たしそうだ。今季限りで引退を表明しているヤンキースのデレク・ジーター内野手(40)が、ユニホームを脱いで華やかなショービジネスの世界に身を転じるというのだ。
歴代6位のメジャー通算3463安打(25日終了時)を放っているジーターの引退後を巡っては、複数の米メディアが「球団経営に興味を持っている」と報じ、まずはマイナー球団を買収して経営者としてのキャリアをスタートすると予想している。メジャー20年間の年俸総額は約265億円。マンハッタンの高級マンションとして知られる「トランプタワー」など複数の高額不動産を所有している他、CM収入、株式投資の運用益なども含めて総資産は500億円にのぼるとみられる。潤沢な自己資金を元手に、将来的には米プロバスケットボールNBAの伝説的スター、マジック・ジョンソン(現ドジャース共同オーナー)のようにメジャー球団の経営に参画するといわれているのだが、一部では映画産業の中心であるハリウッドへの進出も噂されている。
「同僚のA・ロドリゲスとは違って現役時代はスキャンダルとは無縁で、クリーンなイメージだけに、引退後しばらくは、講演やイベント、テレビ番組に引っ張りダコになるでしょう。知名度の高さを評価されて、特別番組の司会者などに起用されることも考えられます。これまで多くの女優やモデル、歌手などと浮名を流してきたことからもわかるように、ジーターは芸能人好きとして有名。引退後は芸能関係のビジネスや映画のプロデュースなどを手掛けるという話もあります」(スポーツライター・友成那智氏)