6000万円で更改の巨人亀井 あえて「単年契約」選択の思惑

公開日: 更新日:

 複数年契約をあえて蹴った。巨人亀井善行(32)が昨27日、契約交渉。単年契約で2000万円アップの推定6000万円でサインした。

 2月の春季キャンプ中に右手人さし指を骨折。8月には左太ももの肉離れで69試合の出場にとどまったが、殊勲打4度の交流戦ではMVPに選ばれ、優勝の立役者となった。「ケガがなければ、もうちょっと(成績が)いったのかなと。来季は全試合……と言いたいところだけど、100試合以上は出たい」と控え気味に話した。

 今季国内FA権を取得。「ふがいない成績が続いた中でも使ってもらった。恩を返したい」と権利を行使する気は毛頭なかった。しかし、シーズンが終了し、秋季練習がスタートした先月28日の段階で球団からの連絡はなし。亀井は不安そうにこう漏らしていた。

「FA? 使わないよ。でも球団から何の連絡もないんだけど、これって大丈夫なのかな? 一応FAを取ったから、普通は複数年とかの話し合いをするんでしょ? もし連絡がなかったらヤバイよね。構想外ってことだからね……」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった