阪神・鳥谷をメジャーへと駆り立てる“雲上”青木への嫉妬

公開日: 更新日:

 年俸3億3000万円だった11年オフ、入札制度でブルワーズに移籍。契約条件は2年225万ドル(当時=約1億7300万円)だった。今年ロイヤルズでワールドシリーズに出場。オフにFAとなり、来季年俸は3億円を超す可能性もある。ちなみに女房は元テレ東の美人女子アナ・大竹佐知(31)だ。

 一方の鳥谷は聖望学園(埼玉)で甲子園に出場。早大2年春に史上最速タイの三冠王、4年秋には2度目の首位打者となり、03年自由枠で阪神入り。しかし、プロ入り後のタイトルは11年の最高出塁率だけ。日本代表も準決勝で敗退した13年のWBCのみとさみしい。ある球界関係者が言う。

「青木は鳥谷(180センチ)より体が小さい(175センチ)。肩が弱く、守備も並。それでも巧みなバットコントロールと俊足で日本代表に欠かせない戦力だった。プロ入り前は鳥谷の方が評価が高かったのに、その後の実績の開きにずっと悔しい思いをしてきた。青木は高い年俸を捨ててメジャーに行き、今年は最高の舞台にも立った。もう追いつけない存在ではあるけれど、鳥谷としてはせめて青木と同じメジャーの舞台に立つことでしか自分を納得させることはできないのでしょう」

 青木に対するプライドで、海を渡るというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方