協会“紛糾”必至 アギーレ八百長疑惑の問題はむしろ「解任後」

公開日: 更新日:

「アギーレ監督にとって告発受理は織り込み済みだったとはいえ、実際に受理されたと聞いてショックは隠せず、いつもはフランクに対応するアギーレ監督が、前日会見では一点を見つめ、無表情でコメントしていたのが非常に印象的でした」

 告発が受理されたものの、スペイン国内では「本格的な捜査が始まるという意味合い」に過ぎず、起訴されたとしても有罪か無罪かハッキリするのに「2年はかかる」といわれている。

 それでも日本のスポーツ紙は「灰色アギーレの解任は既定路線」と騒ぎ立て、Xデーについては「アジア杯で敗退した時点でクビ」「2月に裁判所から召喚状が届いた時点で解任」とかまびすしい。そうした状況の中でJFAが「裏で何やらゴソゴソとやっている」と、ある放送関係者が続ける。

「JFAが恐れているのは、推定無罪の段階で解任したはいいが、数年後に無罪になった場合、アギーレ監督から巨額の損害賠償請求を起こされること。JFAはアギーレ監督に『辞めてもらった後でアドバイザー的な肩書を付け、報酬として年間2000万円を5年ほど支払う』などと持ち掛け、何とか懐柔しようと画策していると話すサッカー関係者までいます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した