「投手兼営業」の名刺“ナックル姫”吉田えりは今どうしてる?
「満足に英語もしゃべれない状態で行きました。挨拶ができて次の日の集合時間さえわかれば、どうにかなるもんですね」
5月29日に公式戦初登板。3回を投げて5安打4失点と散々だったが、バットで活躍した。
「ナント、初打席初安打初打点を記録しちゃったんです。その場面はニューヨーク・タイムズのスポーツ面を写真付きで飾り、その時のバットとユニホームはニューヨーク州クーパーズタウンの野球殿堂に展示されてます」
その後はマウイ・イカイカ(ハワイ州)、兵庫ブルーサンダーズなどでプレーした。
「BCリーグで野球を続けられることに感謝してます。今のワタシはナックルが7割くらい。ナックルで100%試合をつくりたいんですけどね。去年は肝心なところでナックルが決まらず、甘く入った直球や変化球を打たれるケースが多かった。そこが第1の修正点です。ホント、今季はちゃんと結果を残し、さらに上を目指したいと思ってます。あくまで目標はNPBであり、メジャーです。あと、女子野球日本代表マドンナジャパンの一員として世界一を目指すって夢もある。日々の出来事はブログ『ナックル姫』に書いてますので、それをご覧ください」